La Turbie モナコ、イタリア、フランスの海が見下ろせる小さな村、ラ・チュルビー

モナコ、イタリア、フランスの紺碧の地中海が見下ろせる小さな村、ラ・チュルビー(La Turbie)。モナコ公妃グレース・ケリーも、この村にある別荘で長い時間を過ごしていたのだとか。

今回は、私もお気に入りのこの小さな村をご紹介します。

 

【目次】

 

1.観光案内

標高480メートルに位置するチュルビーは、エメラルドグリーンの自然に囲まれた美しい村です。車でエズから10分、モナコからわずか20分の距離にあり、アクセスも抜群。
モナコ公国の元公妃であるグレース・ケリーの夫、レーニエ3世が購入した別荘がここチュルビーにあるのをご存知でしょうか。広大な庭園、プール、畑を備えたこの邸宅は、ロイヤルファミリーがお気に入りの休暇の地。モナコ、イタリア、フランスの絶景を一望できる最高のロケーションで、優雅なひとときを過ごせます。実はモナコで働く人々の多くが、このチュルビーに住んでいるのです。

旧市街は中世の時が止まったかのよう。石畳の路地と美しい石造りの家々が連なり、まるで絵本の世界に迷い込んだような気分に。時折、猫たちがじっとこちらを見つめる姿に出会えるかもしれません。
チュルビーは観光地化されておらず、お土産屋さんもありません。今も村人たちが旧市街に暮らし、観光客も少ないので、ゆったりと散策を楽しめます。ただし、坂道が多いので、ヒールではなく歩きやすい靴がおすすめ。
小さな村ながらも、ローマ時代の征服記念遺跡トロフィーや噴水、18世紀のバロック様式のサンミシェル教会など、歴史的な見どころが詰まっています。展望台は無料で利用でき、息をのむような景色が待っています。

トロフィー遺跡見学は有料:6ユーロ(2024年1月)
Tel:04 93 41 20 84

2.レストラン

村にはミシュランの2つ星レストラン「Hostellerie Jérôme」があります。その名の通りホテルにあるレストランなので、ゆっくり夕食を取られたあとに宿泊もできます。イタリア風の内装で17世紀の暖炉などおとぎ話のような世界で、美味しい料理が楽しめます。テラスからは海が見えます。

セットメニューは98ユーロ〜
住所:20 Rue du Comté de Cessole, 06320 La Turbie
電話:04 92 41 51 51

私のお気に入りの行きつけは le café de la fontaine。新鮮な季節の食材を使った美味しいビストロ料理が楽しめるランチはおすすめです。野菜がたっぷりな料理が多く、日本人女性にも喜ばれています。手作りのパスタなどいつも大満足の食事を楽しんでいただけます。

☆マイコートダジュールでは、ラ・チュルビーへプライベート貸切チャーターでご案内しています。

アクセスが難しい村でもワンボックスカーで効率よくご案内します。

 

3.村へのアクセス

ニースからバス(116番)もしくは、モナコ公国からバス(114番)

4.リンク

ラ・チュルビーの観光局