モナコ公国、マントンの間にある美しい紺碧の海が眺められる村、ロクブリュヌ・カップ・マルタン。有名な建築家ル・コルビュジエが愛した村として知られています。イタリア領、モナコ領、最後はフランス領となったユニークな歴史のある穴場をご紹介します! |
【目次】
1.ロクブリュヌ・カップマルタンの歴史
ロクブリュヌ・カップマルタンには、ヨーロッパでも最も古い人が住んでいた痕跡のヴァロネット洞窟(Vallonet)が発見されています。その後も人が住んでいて、100万年前に悪天候から身を守るためにホモエレクトスが住んでいたのだとか。
その後、ローマ人もやってきます。中世には、イタリアのヴェンティミリア伯のコンラッド1世がロクブリュンヌの城を建てます。その頃、村はサラセン人の攻撃から村を守るために要塞を作ります。1157年に「ロカブルナ(Rocabruna)」という名前が初めて使われます。
その後、町はモナコの手に渡り、1860年にはフランス領になりました。
19世紀には、カップマルタンには、ベルエポックの偉大な有名人がやってきます。
1920年代には、偉大な芸術家と建築家がロクブリュヌで生活するようになります。有名な建築家のル・コルビュジエは海辺に小さな別荘「休暇小屋」を建て、アイルランド人の建築家のアイリーングレイは別荘E1027建てます。他にもロダンやウィンストン・チャーチル、たくさんの影響のある有名人が訪れ、この地に魅了されています。
2.ロクブリュヌ・カップマルタンの観光案内
中世の村、ロクブリュヌ・カップマルタンは、10世紀に建てられた城など、中世の街並みが残っています。ロクブリュヌの旧市街は、まるで絵本の中に入ったような中世の村です。イメージを膨らましながら、小さな路地を散策するのはとても楽しいです。ここも観光客が少なく、ゆっくりと散歩ができます。お土産やさんはなく、あるのはカフェとエピスリー、レストランだけで、地元の人々の生活が垣間見られます。お城がお好きなお客様がよく好んで訪問されています。
ル・コルビュジエのお墓が村の上にあって、プロヴァンスで最も古いオリーブの木の一つの千年のオリーブの木があります。
ル・コルビュジエの海辺の小さな別荘「休暇小屋」は事前予約をしてツアーで見学ができます。
城の上からは、村の家と地中海が一望できて、気持ちがいいです。
城の入場料は 5 €(2022年現在)
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3.ロクブリュヌ・カップマルタンへのアクセス
電車の駅「ロクブリュヌ・カップマルタン(Roquebrune Cap Martin)」から徒歩で坂や階段を上がって30分。